マーチャンダイジングという言葉を耳にしたことはありますか?
マーチャンダイジング(MD)とはマーケティング戦略の事で
消費者が求める【 商品・数量・場所・時期・価格 】を適正に供給する活動の事をしめします。
このMDの前に視覚(V=ビジュアル)がついた
【VMD】ビジュアルマーチャンダイジングをちょっと勉強する事になってしまいました。
言うなれば、VMDは視覚的販売戦略とでも言いますか・・・
お客様にとって、どうすれば商品がみやすいのか?どうすれば手にとってもらえるのか?どうすれば買いたくなるのか?
これはブログにも活かすことができると思うし
これから販売員をする人にも見てほしい
折角なので、VMD×ブログという風に合わせて考えてアウトプットしていきます!
- VMDの3つの基本構造
- ラインを意識した配置
- 配置をリピートして統一感を演出
- 余白を作って付加価値を生み出す
- カテゴリーで住み分けをする
- 効果的なPPを作るには壁に並べる
- VMD ✕ ブログ
- ブログ的ライン構造と余白
- VMD ✕ ブログ まとめ
VMDの3つの基本構造
VMDの基本的なレイアウトは
VP(ビジュアルプレゼンテーション)
PP(ポイントプレゼンテーション)
IP(アイテムプレゼンテーション)
この3つで構成されています。
VP(ビジュアルプレゼンテーション)
まずVPですが、お店のコンセプトやイメージを発信する役割を担っている部分だと言えます。実際の店舗だとショーウィンドウに飾ってあるディスプレイなどがそれにあたります。
見た人に興味を持ってもらったり、季節感を感じてもらったりなど初見でのイメージ構成がとても大切になります。
PP(ポイントプレゼンテーション)
続いてPPです。ポイントプレゼンテーションという名前の通り、店内でオススメしたいものや人気があるものを紹介するための部分です。
PPによって商品の場所が分かりやすく、探しているものを見つけやすくする事が出来ます。また、来客者を誘導する役割も果たしてコチラの売りたいものへ誘導する事も可能です。
IP(アイテムプレゼンテーション)
最後にIPです。「アイテム」の名前のとおりPPで気になった商品を手にとってもらうためのプレゼンです。そのためにPPの近くに配置されて、色違いや同じシリーズの商品を集めて並べます。
IPは触って体感してもらう部分をになっています。
その分、商品と来客者の距離が一番近くなるため、細やかなアフター(陳列のやり直しや掃除)を行い、良い状態で見てもらう必要があります。
下の画像と照らし合わせてイメージしてみて下さい。
手書きなんかーい!
(!)チェックポイント
VP・PP・IPの3つで買い物をしやすい空間を創る
ここまでで、全体的なイメージはつかめたでしょうか?
続いてはこのVMD3つの構造を作るときの、中身を考えます。
中身とは「商品の置き方」と言い換えた方がしっくりくるかもしれません。
では引き続きどうぞ。
ラインを意識した配置
商品を「キレイ」に「手に取りやすく」そして「見やすく」する為に
直線的な配置を意識しましょう。
また、ラインを意識して並べることは店内を全体的に見たときの美しさにも
繋がります。
細かな部分ではありますが、結果的に全体を引き締めることができる重要な部分です。
配置をリピートして統一感を演出
商品によっては、数が少なかったりすると中々ラインを意識した配列がむずかしくなります。その場合は、他の関連商品と組み合わせて配列します。
(例えばシャツとネクタイとタイピンなど)
このときにディスプレイの仕方を同一の方法をすることで
ラインと同様に統一感と商品のキレイさを引き出すことに繋がります。
↓また手書きなんかーい
また、レインボーカラーを意識した並べ方をすると陳列するだけでPPと同じような
効果を生み出すことも可能です。
余白を作って付加価値を生み出す
次は「余白」です。
「余白」は言い換えれば、空間をコーディネートすることです。この「余白」は先程の
ラインを意識した配置とリピートした配置を作るとき、そしてPPを作るときに大切になります。
商品と商品の間、1点物で配置する商品やウィンドディスプレイなど
様々なところでこの「余白」は意識しないといけません。
VPとPPの場合は、来客者から見てアイキャッチができるかどうか
IPの場合は、とりあえず商品を多めに並べて添削していきます。
どちらも私的な感覚の部分になるので、必ず正解というわけではありません。
ハイブランドのショップやファストブランドに出向いて見ることも大事です。
カテゴリーで住み分けをする
お店によっては、生活雑貨・衣類を一緒に取り扱うところも多いと思います。
大体のお店はキチンとカテゴリー分けをしている基本中の基本です。
また、カテゴリーを使用環境ではなく、使用方法で分けたり
カラーでわけたりすることで売れ残っている商品を他の商品カテゴリーに混ぜて
販売することもできます。
お店のコンセプトや来客者の属性(年齢層やニーズ)に合わせたカテゴライズを意識しましょう。
効果的なPPを作るには壁に並べる
PPに力を入れる場合はやはり「壁」を意識しましょう。
高いところに大きく配置すれば、店内を見回した時に必ず目に入ります。
とくに大きな宣材写真と一緒になっていると店舗の打ち出したい商品を一気にアピールできます。
また、そこに季節感のあるものを配置するだけで店内の雰囲気を一気に変えることも可能です。
カウンターテーブルなどがある場合は、その背面にPPを設置することもオススメです。
とくにカウンターテーブルがショーケースの場合、ケースの中身と壁に飾る商品をリンクさせることで、販売にも繋がります。
壁を使うことで来客者にとって商品が格段に見つけやすくなります。
ここまでの内容を意識してVMDを作り上げていくと、商品価値もあがり
見ているだけでも楽しい空間になるでしょう。
そうすることによって、店内にいる時間(滞在時間)が長くなります。
滞在時間が長くなるということは、購入期待値も高まっていきます。
(!)チェックポイント
来客者が滞在しやすい場所にする
VMD ✕ ブログ
ここからは【VMD ✕ ブログ】という形で今までの内容を
ブログに落とし込んでいきます。
自分の運営しているブログや他の人気ブログと見比べて
勉強して見てください!
それでは続きます。
ブログ的VP
ブログの場合は、ヘッダー画像がこれにあたります。
大手企業サイトだとトップページの動画なんかもVPになりますね。
ヘッダーの印象で、そのサイトの印象もガラッと変わりますよね?
北欧雑貨をあつかっているならその家具の写真だったり、淡い色使いのヘッダーにしたり。またサイト運営者自身のブランディングができているのであれば、ヘッダー自体に自分の写真を載せたりしています。(イメージキャラクターの場合もありますね)
自分のブログ内容や主に発信していきたいことを考え直したり、ブログにどんなイメージ(楽しそう、やさしそうなど)を持ってもらいたいかも考えないといけません。
また、ブログの場合は「検索流入」があります。
必ずしもTOPからはいってくるわけではないので、ブログ本文のアイキャッチ画像やブログの題名にも注意して書きましょう。
ブログ的PP
ブログの場合はこのPPが結構メインになるような気がします。
ウィンドショッピングではなく、目的をもってパソコンで検索をしているので
先程お話したVPでのアイキャッチ画像は、PPをの役割も担っていると思います。
また、カテゴリーが多いブログの場合はメニューがPPの役割を担ってくれます。
見に来た人がすぐに情報を取り出しやすいようになっているのか気をつけましょう。
ブログ的IP
これはもちろん、記事一つ一つだと思います。
質の良い記事(商品)をつくれば、人気も上がりますし、そうでなければ読まれもしません。
ブログの場合は、商品自体を自分で作ります。そして育てることができますので
ここが実際の店舗と大きく違います。人気記事を生み出して流入を多くすることも意図的にできます。
しかし、記事のみではブログ自体の成長見込みは低くなるので
やはりコツコツと記事を生産していかなければなりません。
記事(商品)の多い場所は滞在人数も滞在時間も長くなりやすいものです。
そして、ブログ的IPは記事だけではありません。
グーグルアドセンスやアフィリエイトのリンク先もIPになります。
この場合は記事をPPにして、記事とリンクするバナーを
いかにクリックしてもらうかを考えた配置を行うことが大切になります。
収益化がなかなか出来ていない方は、一度作った記事をしっかりと見直して
本当に今の配置でいいのかどうか検証してもいいかもしれません。
(!)ブログ的チェックポイント
マネタイズできる配置になっているか確認
ブログ的ライン構造と余白
ブログの場合は、主に画像のサイズ感ではないでしょうか?
大きさな疎らな画像が何枚もならんでいれば、ゴチャゴチャしたイメージや散らかっている感じになりませんか?
うまく余白をつかったりして、配置と共にサイズも気にして見ましょう。
また、文章のスタート位置や改行するところにも注意していかなければ読みにくい文章になること間違い無しw
また先程と同じようにマネタイズするためのバナーサイズにも同じことが言えます。
記事を見るときに邪魔になるような広告表示は鬱陶しいだけです。
(!)ブログ的チェックポイント
読者がみやすい状態になっているか確認
VMD ✕ ブログ まとめ
勉強のアウトプットと一緒に、ブログと関連付けてみましたが
本質的なところは、同じです。
相手のニーズに合わせて、適宜に提供すること
そして、相手が使いやすい・わかりやすいということが大切です。
いかがでしたか?
少しでも参考になればと思います。
※読み直したが、まとまっていませんw
また、リライトしたいと思います!
それではまた。
ろけっとまんでしたー。
#ブログ
#VMD